リスクアセスメント・褥瘡状況 Ver.2       表A

 

患者名

 

 

病室

号室

入院日

記入者

◎入院時・日常生活自立度(記載日   ・   ・   ・)注:該当する自立度に○印を付ける。

障害自立度(寝たきり度判定)

痴呆性自立度(痴呆度判定)

正常

 

正常

 

1

障害等あるが、日常生活はほぼ自立し、独力で交通機関等を利用して外出。

T

痴呆を有するが、家庭内・社会で日常生活は自立。

2

障害等あるが、日常生活はほぼ自立し、独力で近隣所へなら外出。

Ua

生活に支障ある症状等があるが、家庭外で、他者の注意があれば自立。

1

屋内生活は概ね自立しているが、介助により外出。日中は殆どベッドから離れて生活。

Ub

生活に支障ある症状等があるが、家庭内でも、他者の注意があれば自立。

2

屋内生活は概ね自立しているが、外出の頻度が少なく、日中も寝たきりの生活。

Va

日中を中心として、日常生活に支障ある症状等があり、介護が必要。

1

屋内生活で介助必要。日中もベッドが主体。座位は保つ。車椅子に移乗し、食事・排泄はベッドから離れて行なう。

Vb

夜間を中心として、日常生活に支障ある症状等があり、介護が必要。

2

屋内生活で介助必要。日中もベッドが主体。座位は保つ。介助により車椅子に移乗。

W

日常生活に支障ある症状等が煩雑にあり、常時の介護が必要。

1

自力で寝返りをうつことができ、1日中ベッド上で、排泄・食事・着替えでは介助が必要。

M

著しい精神症状。問題行動などが見られ、専門医療が必要。

2

自力で寝返りをうつことができず、1日中ベッド上で、排泄・食事・着替えでは介助が必要。

◎看護必要度      (記載日   ・   ・   ・)注:該当する自立度に○印を付ける。

患 者 の 病 態 や 治 療 状 況

1

日常生活で自立、食事療法のみ実施

4

食事以外全介助、隔離、牽引中

2

移動のみ介助、高齢で聴覚障害、軽度痴呆

5

全介助、手術当日−時間毎の観察、鎮静剤使用

3

排泄、食事介助、チューブ管理、見当識障害

6

全介助、意識混濁、モニター監視中、点滴ライン

◎入院時・褥瘡状況   (記載日   ・   ・   ・)注:該当する自立度に○印を付ける。

褥 瘡

無   有   (有りの場合診療計画書を作成)

リスク

大   中   小

◎体圧測定            

体位

 仰臥位 側臥位

 座位   車イス

 

部位

仙骨部  踵部

大転子部  肩部

体圧

 

 

mmHg

体位

 仰臥位 側臥位

 座位   車イス

 

部位

仙骨部  踵部

大転子部  肩部

体圧

 

 

mmHg

◎ブレーデンスケール

 

1

2

3

4

得点

知覚の認知

圧迫による不快感に対する反応性

全く知覚なし

重い障害あり

軽い障害あり

障害なし

 

皮膚の湿潤

常に湿潤

たいてい湿潤

時々湿潤

滅多に湿潤していない

 

活動性

ベッドから離れた行動範囲

寝たきり

座位可能

時々歩行

歩行可能

 

可動性

体位変換能力

運動能力と動機

体動なし

時々四肢を動かす

頻回に四肢・体幹を動かす

自由に移動

 

食事状況

食事摂取状況

蛋白・カロリーの摂取量

不良

食事13以下

絶食、点滴

やや不良

食事12以下

流動食、経管栄養

良好

食事12以上

経管栄養、IVH

非常に良好

食事全量

 

摩擦とずれ

問題あり

潜在的に問題あり

問題なし

 

 

総  合  点

 

使用方法 1. 採点の仕方:危険点は病院で14点以下、施設・在宅で17点以下。

2. 採点開始 :可動性、活動性が2点以下になった時

3. 採点頻度 :急性期は48時間ごと、慢性期は1週間ごと、高齢者は最初の4週間は毎週、その後は3ヶ月に1回。状態に変化があれば随時。

4. 採点者  :同一看護者が望ましい。

5. 注意点  :皮膚の観察は毎日行なうこと。