肺炎球菌ワクチン
マスコミなどで肺炎を予防するワクチンとして「肺炎ワクチン」と一部報道されていますが、正式には「肺炎球菌ワクチン」といいます。
いわゆる肺炎の原因は細菌やその他の病原体が引き起こすもので、その中の約36%を「肺炎球菌」が占めています。(図1)
この「肺炎球菌」に対して抵抗力をつけるためのワクチンが「肺炎球菌ワクチン」なのです。
従って「肺炎球菌ワクチン」を接種しても肺炎に全くかからないというわけではありません。
また全ての「肺炎球菌」に対して100%効くというわけでもありません。
しかし、接種しない方に比べると肺炎にかかりにくくなるようです。
(個人差があります。)
(図1)